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知っておきたい
毛髪のサイエンス(基本編)

#11髪のダメージは何が原因?
ヘアケア習慣を見直して素髪美人へ

#11髪のダメージは何が原因?
ヘアケア習慣を見直して素髪美人へ

髪を傷めるNG行為って?ダメージを軽減してツヤ髪復活を目指そう

誰でも子供の頃は、悩まされることはなかった“髪のダメージ”。けれども、いつの間にかダメージが進行して、ツヤがなくなり、パサつき・ごわつき、うねりなどの悩みを抱えるようになってしまいます。ツヤのある美しい髪は、それだけで美人度がアップして若々しい印象に…。髪が傷む原因を知って、髪をいたわり、ダメージレスな髪を目指しましよう。

髪が傷む4大原因

髪が傷む原因は、大きく分けると「①過度な施術によるもの ②濡れた髪に対する摩擦によるもの ③熱によるもの ④環境によるもの」の4つが挙げられます。このうち①の過度な施術以外は、日々の生活で髪におこなう行動がダメージを蓄積させることにつながっているのです。②濡れた髪、すなわちキューティクルが開いた状態のまま放置したり、タオルで過剰にこすったり、コーミングなどによるもの。③は、ドライヤーやヘアアイロンの過度な熱を当てることでダメージが進行してしまいます。④は、アウトドアで強い紫外線に髪をさらしたり、タンパク質やミネラル不足など食生活により元気な髪が生えにくくなることが要因として考えられます。シャンプーやスタイリング時の間違ったお手入れを改善し、ダメージを軽減させる髪への心配りを忘れないようにしましょう。

髪の傷みが進行する“コンプレックスダメージ”

コンプレックスダメージとは、特にヘアカラーとパーマの併用で起こるダメージのこと。ヘアカラーを繰り返すことによるダメージの場合、基本的には同じ種類のダメージが積み重なりますが、その上にパーマを施術した場合、ヘアカラーによるキューティクル領域へのダメージに加え、パーマによるコルテックス領域のダメージを受けるため、より大きなダメージにつながります。そのため、カラーとパーマを繰り返すと、髪の手触りが悪化し、ごわつき、弾力の低下、毛髪が弱くなるといった変化が現れます。

カラー×パーマによるダメージスパイラルを断ち切る

パーマやヘアカラーによってダメージを受けた髪は、薬剤に含まれるアルカリ・H2O2(過酸化水素)による毛髪内部にあるCMC脂質の流出をきっかけに、髪にとってよくないシャンプーを選ぶなど、不適切なホームケアによって連鎖的に髪の質感が悪化していきます。これは、CMC脂質が損なわれ、キューティクルが開いて親水化した毛髪が外部からの刺激に弱く、過敏な状態になっているから。髪にとってよくない行為によって毛髪成分が流出したり、泡立てやマニュピレーション(マッサージ)などの摩擦を繰り返すことでさらに深刻なダメージを受けてしまいます。このダメージスパイラルを断ち切るためには、CMC脂質をサポートするトリートメントをヘアカラーやパーマ時に併用するなどの工夫が必要です。ヘアカラーやパーマをトラブルなく続けるためにも、サロンでの専門的なトリートメントを取り入れたり、施術直後は特にホームケアに気をつけるなど、いつも以上にトリートメントが重要になってきます。ご自分に合ったお手入れの仕方は、ぜひサロンのプロアドバイスを取り入れてみて下さい。

<参考>きほんの毛髪科学/(株)女性モード社 刊
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