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知っておきたい
毛髪のサイエンス(基本編)

#12サロン帰りの色ツヤを保つ
集中ホームケアのススメ

#12サロン帰りの色ツヤを保つ
集中ホームケアのススメ

カラーリングをもっと楽しむ!ホームケアで差がつくダメージ対策

サロンでのヘアカラーは、髪のダメージ具合や前回のヘアカラーの状態に合わせてカラー剤をきちんと選定するので仕上がりが断然キレイ! せっかくのキレイな髪色を長持ちさせてダメージを最小限に抑えるには、サロンのトリートメントメニューなどと併せて、施術後の適切なホームケアがおすすめ。ヘアカラーは色落ちするものと諦める前に、正しい自宅ケアで、サロン帰りのキレイな髪色をもっと楽しみましょう。

パーマとヘアカラーのダメージの違いとは?

パーマもヘアカラーも少なからず髪が傷むイメージがあると思いますが、パーマとヘアカラーでは髪へのダメージの種類が違うことをご存知ですか? パーマは、髪の内部に負担がかかるため、コルテックス領域にダメージが発生しやすく、毛髪強度が低下してしまいます。その結果、髪のハリ・コシが失われ、潤いがなくなり、ゴワつきやすくなります。一方、ヘアカラーは、髪の表面に負担がかかりやすく、髪の手触りが悪くなったり、ツヤが失われやすくなります。ヘアカラーによるダメージは、1剤に含まれるアルカリと2剤に含まれるH2O2(過酸化水素)によるもので、施術時にダメージを感じていなくても、キューティクル領域への影響は避けられず、内部の保護力が低下しています。そのため、適切なアフターケアをしないと、髪にとって大切な毛髪成分が流出して、ダメージが進行してしまいます。

カラー直後の集中ケアがカギ

ヘアカラーをした直後の髪は、アルカリの影響で膨潤していて、キューティクルが開き、親水性の高い状態です。シャンプーをするだけで毛髪成分や色素が流出しやすく、パサつきや褪色の原因に…。また、地肌は、皮脂膜がダメージを受けてバリア性が低下し、水分が失われやすく敏感な状態が続きます。ヘアカラー後のアルカリ側に傾いた髪のpHが安定するのには1週間ほどかかりますが、かといってpH値を急激に下げて酸性側に戻してもヘアカラーが変色してしまいます。このカラー後のキューティクルが開いたデリケートな1週間を上手に乗り切ることで、キレイな色ツヤとなめらかな質感が長持ちします。まず、色ツヤを守るためには、キューティクル同士を接着し、毛髪成分の流出を防ぐCMCの補修が大切。シャンプーにも、トリートメントにもCMC類似成分配合のものを選ぶことで、ケアしながら洗い上げ、毛先までなめらかに整えます。地肌にもやさしく、保湿して健やかな状態に整える成分(ハーブエッセンスなど)を配合したシャンプーもおすすめ。赤系やアッシュ系、ベージュ系といったヘアカラーの色味ごとに洗浄成分をブレンドしたシャンプーもあり、カラー直後は褪色・ダメージを抑える、特別なケアを心がけましょう。

洗い流さないトリートメントも有効

ヘアカラーの繰り返しによるダメージが特に気になる人は、インバスとアウトバスのトリートメントのダブルケアがおすすめです。シャワー時に使う「洗い流すトリートメント」は、主にクリーム剤系で髪になじませやすくすることでダメージ補修効果が期待できます。タオルドライ後やドライヘアに使える「洗い流さないトリートメント」は、クリームやオイル、ミストなど種類が豊富で、仕上がり感や髪質に合わせて好みのタイプを選べるのが特徴。髪を外部刺激から守り、少量でもケア成分が髪にとどまるので無駄がないといったメリットも。洗い流さないトリートメントと同じ機能を持ったケアできるスタイリング剤もここ最近増えています。ダメージケアをしつつ、軽い質感でスタイリングできるので取り入れやすく重宝しそう。洗い流すトリートメントに加え、洗い流さないトリートメントによる念入りなケアをしたら、ドライヤーで根元から素早く乾かすなど、ちょっとしたお手入れのコツを押さえて、ツヤのあるキレイな髪色をキープしましょう。

<参考>きほんの毛髪科学/(株)女性モード社 刊
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