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知っておきたい
毛髪のサイエンス(基本編)

#18ヘアカラーをした後に
ツヤと手触りがアップするって本当ですか?

#18ヘアカラーをした後に
ツヤと手触りがアップするって本当ですか?

髪にツヤとなめらかさを演出する ヘアカラーの秘密

パサついてダメージが気になる髪もヘアサロンでカラーリングをすると、髪の発色はもちろん、ツヤツヤとして手触りもよくなっているように感じませんか? プロがブローで仕上げたからというだけでなく、実はカラーリング自体にも髪にツヤと手触りをよくする要因があります。今回はヘアカラーの知られざるトリートメント効果について紹介しましょう。

カラーリングで髪にツヤがでる理由

そもそも髪の“ツヤ”は、髪に光が反射することで生まれます。そして、髪の状態により見え方が変わってきます。毛髪に光が当たると、毛髪表面(キューティクル)で反射する光と毛髪内部(コルテックス)まで透過して反射する光の2種類の光が発生します。この2つが合わさった光の反射が“ツヤ”として認識されます。ヘアカラーをして月日が経過した髪(既染毛)は、毛髪表面だけでなく、毛髪内部のダメージも目立ってきます。そのため、毛髪表面と毛髪内部で光が分散され乱反射してしまうので、くすんで見えてツヤを感じにくくなります。ただ、ヘアカラー剤には毛髪補修成分としてキューティクルやコルテックスのダメージを補修する成分が配合されています。そのため、毛髪の表面や内部が補修されて、乱反射から正反射に変わり、ツヤ感を感じます。また、ヘアカラーをしていない根元の新生毛は、ダメージがあっても少ないので正反射を起こしますが、毛髪が黒いため、光が吸収されてしまいツヤを感じにくくなります。サロンのヘアカラー施術では、既染部分のダメージ具合や新生毛のリタッチ部分などカラー剤を塗り分けて、均一な発色の美しいツヤ髪を叶えてくれます。

カラーリングで髪の質感もなめらかに

施術時の負担を軽減する進化したヘアカラー剤の中には、より一層なめらかな質感の髪に仕上げる毛髪補修成分を配合したヘアカラー剤があります。このヘアカラー剤に含まれる毛髪補修成分は、髪にツヤを与えると同時に手触りの良さにもつなげてくれます。これは、毛髪表面のキューティクルを補修する成分「分岐脂肪酸」と毛髪内部のコルテックスを補修する成分「コレステロール誘導体」&「セラミド」の働きによるもの。「分岐脂肪酸」は、キューティクルのすき間に入り込み、毛髪を疎水性にして毛髪表面を保護してくれます。「コレステロール誘導体」と「セラミド」は、コルテックスの空洞を埋め、バリア機能や水分保持機能を高めて、ダメージケアします。また、サロンでのヘアカラーは、プロが毛髪の状態を見極めて、なるべく負担がかからないようにカラー剤選択や細やかな時間管理を行ってくれるのでツヤ感のある上質な発色の美しい髪へと導いてくれます。

<参考>きほんの毛髪科学/(株)女性モード社 刊
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