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interview

GOLD Prize
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氏川 りのさん

氏川 りのさん [niko hair]

ふわっとした色の中に真ん中だけ
オレンジが輝く花をイメージ

氏川さんいちばんこだわった点は前髪です。元々、鼻くらいまであった前髪をどのくらいの長さにするか、何回か切りながら似合うラインを探し、思い切ってパツッとカットしました。

カラーもこだわったポイントの1つで、淡い色が似合うモデルさんなのですが、淡い色の衣装に淡い髪色にするとなじみすぎてしまうので、淡いトーンの中でもちょっとエッジが効いたピンクがかったオレンジに。納得いくまで3回染め直しました。髪色の配色を考える時、花や鳥の図鑑を見て参考にすることが多いのですが、今回の作品もふわっとした色の花びらに真ん中だけオレンジになっている花をイメージしました。

私がidのファイナルに出場するのは今回で5回目。ここで優勝するというのが大きな目標でしたので、とても大きな山を登りきったなという気持ちがしています。今後はさらに活躍の幅を広げ、色々な方面で結果を出していきたいです。

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清原 和哉さん

清原 和哉さん [NYNY]

“中毒性”があるから、コンテストはやめられない
3回目にして掴んだ栄冠!

清原さん自分のなかに設けたサブテーマが「カウンターカルチャー」。70年代のアメリカを中心に展開した、上流階級に対してのアンチテーゼを含んだ若者文化です。それを現代に落とし込んだ時に思い浮かんだのが“LGBTQ”。この2つのムーブメントが、デザインとしてリンクしないか模索した中で生まれたのが今回の作品です。

長短がついたカットデザインで年代感は意識しつつも、エッジィなルーツカラーで自分なりにモダナイズ。ヘアにはまだまだ性差があるなかで、このスタイルは男性でも女性でもオシャレにキマると思います。

idの決勝は今回で3回目。コンテストはやっぱり中毒性がありますね。だからやめられない。ここまで来るのはすごく苦しかったのですが、やってきて本当に良かったです。コンテストは自分が好きなものを突き詰める場。苦しいけれど、そのぶん楽しさ、喜びもひとしおです。ここまで支えてきてくれた先輩方・後輩たちにも心から感謝を伝えたいです。

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bob
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立入 鈴菜さん

立入 鈴菜さん [jurk]

お客様の生活の一部になるカラーを意識。コンテストは新しい発見と出会える場所

立入さんモデルさんは普段からお客様としてカラーを担当させていただいている方なので、彼女の新しい一面を引き出すようなカラーにしたいと思いました。撮影のためにカラーをするというよりサロンワークの延長と捉え、そのまま家に帰りたいと思える、生活の一部になれるような髪色を意識しつつ自分らしさを取り入れています。パワーがあって、且つリアルクローズに落とし込めるデザインにしたかったのでネオングリーンを使い、根元はブラウンにしてハイライトとしてベージュを組み合わせました。ハイライトはホワイトやブラックにせず、あえてベージュにすることでナチュラルだけど攻めたデザインにできたと思います。タイトルを付けるなら「ナチュラルストリート」ですね。

コンテストは結果も大事ですが、そこに向けて色々準備したり研究したりすることが大事。新しいテイストやデザインに出会える貴重な機会だと思います。

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藤木 豊和さん

藤木 豊和さん [Befine]

トレンドに寄せすぎず、自分の好きを追求
そのうえで時代性にもピントを合わせる

藤木さんハッピーなイメージが漂うボブにしたくて、風でなびく髪とともに、キラキラの紙吹雪を散らして、躍動感と動きのある作品をつくりました。今まで多くの諸先輩がたの作品を見てきましたが、ちゃんと切ってあるスタイルは、どんなに動かしても再現性があって可愛い。自分がそのレベルに到達しているかはわかりませんが、カットにとことんこだわったからこそ、今回の動きのある作品も成功したのではないかと思っています。時代性やトレンドに寄り添うのも大事ですが、そこに寄せすぎると、自分らしさやモデルさんらしさが薄まる気がします。あまり結果にとらわれず、自分がいいと思うものをつくり、そのうえで時代にもピントを合わせられるのがベスト。

今回はフォトコンという形での出場でしたが、コロナ禍を経た2年ぶりのリアルなLIVEコンテストは、その熱量にすごく刺激を受けました。今後も”応援される美容師”を目指して、チャレンジし続けます。

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森 隆之介さん

森 隆之介さん [ヴェールルージュ美容専門学校]

男らしさとシャープさを表現
下からのアングルで圧倒する雰囲気に

さん僕はモノトーンが好きなので、髪色や衣装、背景もモノトーンにして統一感を出し、シャープで冷たい質感にしました。ヘアはツイストっぽく整え、シャープで男らしさを出した作品です。僕は結構、飽き性なので、その時々で作品のテイストがコロコロ変わるのですが、この時は男らしい雰囲気にこだわっていた時期。飽き性だからこそ色々なテイストを体験でき、それぞれの雰囲気のつくり方も学ぶことができるので、それは自分の財産かなと思っています。タイトルは「アウトサイダー」。上からのアングルで撮るより下からのアングルで撮ったほうが雰囲気を醸し出すのが得意なので、下からのアングルで見下すようにして圧倒する感じを出しています。

このような大きなコンテストに出場したのは初めてでしたのでド緊張しましたが、僕や僕の周りにはない発想に大きな刺激を受け、今後の作品づくりに新しい要素としてどんどん取り入れていきたいと思います。