MATERIA×LA King/SHACHU/suburbia 3 Salons Create

理美容師の方へ

マテリア公式Instagram

MATERIA Summit MATERIA × LA King, suburbia, SHACHU

ルベルが自信を持ってお届けする「マテリアサミット」。美容業界をけん引するトップスタイリストたちが、これからのヘアカラーに対するさまざまな考えを話し合います。<suburbia、LA King、SHACHU>の3サロンによる、ここだけでしか聞けない「カラー秘話」、ヘアサロン技術者の皆さま必見です!ぜひご一読ください。

MATERIA Summit 第1回

「外国人風カラーとは?絶対知っておきたい、デザインカラーの本質!」

マテリアサミットでは、「外国人風カラーの表現方法」について3サロンそれぞれの視点から、率直なご意見を語っていただきます。

今回はデザインカラーはなぜ必要なのか、デザインカラーで何を表現するのかなど、それぞれの熱い持論を展開していただきました。

杉下さん

suburbia(サバービア)のトップカラーリスト・杉下さん

3サロンにとってのデザインカラーとは?

杉下デザインカラーをするのは動きを出したいから。サバービアのコンセプトでいうと「毛束感」。やり過ぎないナチュラル、かつ動きのあるヘアスタイルを目指しています。個人的には色が落ちてきた時に、色の重なり合いがあった方が可愛いし、デザインカラーは必要だと思っています。よりリアルに外国人風な髪色を求めていったら、そこには色の重なりが自然とありましたね。

KING僕はデザインカラーというより、ワンメイクできれいに仕上がるのが大事だと思っています。そのためにデザインが必要なんですね。僕のところにいらっしゃるお客さまは、だいたい求めている色にならなかった方がほとんどです。上の方はきれいな色みが出るけど、下の方は出ないといった時に、それを直すために必要なのがデザインカラーなんです。

MORIYOSHI正直、僕は「デザイン=ブリーチ」といったことではなくて、カラーそのものがデザインカラーというイメージです。例えば退色のことを考えて色を足したり、組み合わせを考える、それがもうデザインカラーだと思うんです。フォイルワークやブリーチは、似合わせや希望のカラーにするための手段ですね。

KING最近は30代の方でも当たり前のようにブリーチするようになっているので、そういう意味でもデザインカラーは必要不可欠なんですよね。

MORIYOSHIそうですね。最近はシャチューでも40代、50代、60代のお母さんたちが増えていますよ。たぶんブリーチは傷むというイメージが払しょくされて、白髪にハイライトを入れたら、普通にカラーするより楽しいと感じられているのだと思います。

KINGグレイカラーの時って、流してからハイライトを入れますか?

MORIYOSHIいや、ハイライトが先ですね。そこまでコントラストをつけずにグレイカラーをすると、後々、白髪の伸びているところがあまり気にならなくなるという感じです。

KINGうんうん、そうですよね。

KINGさん

LA King(ラ・キング)の店長・KING(キング)さん

デザインカラーのテクニックのポイントは?大事なことは何か?

杉下私はカットベースを見て、髪の落ちる量と幅を見て、そこに何が必要なのかを見極めます。太めなのか細めなのか、必要だから入れるし、不必要だから入れない、というように…。
やはり内側には太めに入れることの方が多いですね。

MORIYOSHI何でも最初の準備が大事だと思います。やはり失敗はできないので、下準備というか、ウィッグや毛束で検証してみることですね。
ハイライトは必要な所にあればいいという考えで、ネープやハチ上は太め、長さによっても違います。ボブなら耳下は見えないけど、ハーフアップにするなら入れた方が可愛いし、といったようにお客さまに合わせて入れます。表面にあまり太めに入れすぎると、抜けた時が大変ですしね。

KINGそう、抜けた時が大変ですよね。僕はハイライトとハーフハイライトを入れます。ハイライトを入れても、結局毛先の方が薄くなって根元の方だけ明るく見えてしまう場合があるので、ある程度ハーフハイライトを入れることで、毛先のハイライトが出るように見せています。
一番大事にしているのは前髪ですね。それでハイライトの入れ方がだいぶ変わるので…。前髪があると、ヘアに動きがないので、めちゃくちゃ慎重になりますね。

杉下前髪のある人にガッツリやっても、後ろと前のテイストが全然違っちゃったり…。

KINGそうそう、違いますよね。

杉下本当にそれで全然変わってくる。前髪はかき上げたりしますし、前髪があるのとないのでは女性像が完全に違う。それに、写真映えしたいかにもよりますよね。写真映えさせたければ、ガッツリハイライトを入れてコントラストをしっかり出したりします。

MORIYOSHI僕はよくセミナー受講者から「根元の入りがあまくなってしまった時どうすればいいですか」という質問を受けるのですが、「塗ればいいのに」って思いますよ。僕はハイライトの時は後からオンカラーで塗りますね。そんなに難しいことではないと思います。後から塗ればいいことだし。

MORIYOSHIさん

SHACHU(シャチュー)のチーフデザイナー・MORIYOSHIさん

お客さまへの提案はどうしているのか?カウンセリングで外せないポイントは何?

杉下サバービアはお任せでいらっしゃるお客さまが多いのですが、「お任せで」と言われて「分かりました」だけではなく、プロセスをきちんとお伝えしています。「中だけにハイライトを入れたデザインにするのは、色落ちした時にこうだから」「ここが傷んでいるから、ブリーチはしない方がいい」といったような説明をします。どのくらいの明るさになるか不安に感じる方が多いので、デザインカラー、ハイライトやグラデーションをする時には、入れ加減をカウンセリングすることが多いですね。

KING僕はブリーチする前と後の2回カウンセリングします。求めているカラーにするのが難しい髪の状態の場合、最初に説明しても分からなかったりするので、まず1回抜いてみてその状態を見てもらっています。「ほら、この毛先オレンジでしょ。これでこのまま明るさを求めたら上の方だけしっかり入っちゃってすごいムラになっちゃうよ」と説明すると、すんなり納得していただけるんです。今の髪の状態をちゃんと伝えてあげることで安心して任せてもらえるので、そこは結構意識しています。

MORIYOSHIシャチューのカラーの画像を持参して「同じにして欲しい」というお客さまが多いのですが、1回でその色みにできないこともあるので、それをそのまま言うのではなく、「だんだんと楽しみながら入れていきましょう」という感じでお伝えしています。他にも、ウェット時とドライ時の明るさの違いや巻くと明るくなることなど、しっかり説明します。

KINGお客さまが思う色みと自分が思う色みにズレのある場合が多いので、「これ何色に見える?」というところまで聞いて、そのズレを縮めるということを意識していますね。

杉下必ず聞くのは普段どうしているかということ。巻くのか巻かないのか、ストレートならそのままでいいデザインにするし、ワンカールでもするなら見え方も変わってきますから。
また、髪を結ぶ女性って結構多いんですよね。結んだ時に見えたいのか見えたくないのかも必ず聞きます。それを意識して顔周りの際部分、特にこめかみは超慎重にやりますね。

KINGラ・キングでは気をつけていることが結構あります。まずダメージが少ない状態を作ってあげることと、ブリーチはその日1回しかやらないってことです。もちろん、1回では限界がありますが、それはカウンセリング時にきちんとお伝えすることにしています。

MORIYOSHIブリーチに対してなら色落ちはしっかり考えますね。その時の髪の状態や髪質にもよりますし、微妙なさじ加減で色が入り過ぎたりもします。初めてのブリーチの方の次の来店は、少し早めに3週間くらいで来てって言いますね。退色の仕方が読みづらいので。

KINGまあ抜けてもいいデザインにはしますけどね。

MORIYOSHIそう、しっかり考えて色を入れているから抜けてもいい感じではあるんですけど、すぐ飽きちゃうみたいです。ハイトーンしている方って飽き性が多くてすぐカラーチェンジしちゃうんですよね(笑)。

KINGうんうん(笑)。

suburbia(サバービア)トップカラーリスト・杉下恵里子が考える ハイライトカラー

suburbia(サバービア)トップカラーリスト・杉下恵里子が考える ハイライトカラー

杉下さん suburbia(サバービア)のトップカラーリスト・杉下さん

色の重なり合いが可愛い上品なハイライト。毛先の動きと色素薄めの毛束感に注目!

外国人風カラーには明暗の違いが必須なので、色の重なり合いで立体感を出すハイライトは欠かせません。基本的にカラーは塗り絵と同じような感覚で、お客さまのスタイルに合わせて塗っていきます。今回はロングのスタイルだからそれに合った塗り方、ワンレングスなら根元から毛先までフルに塗りますし、ボブだったら表面だけということもあります。

一番重要なのは、毛先をどう見ているかだと思います。毛先の動きでブリーチの明るさや範囲を加減し、どの色をどのくらい組み合わせていくかを判断します。もちろん、お客さまが何を求めているのか、髪質、髪色だけでなく、内面とのマッチングまでカウンセリングした上で、性格やイメージも見て1人ひとり丁寧にプランニングしていきます。3回先までを見据えたプランニングです。まず毛先だけをグラデーションカラーにして、次は毛先だけをブリーチしてハイライトにグラデーションを組み合わせていくといった、どんどん育てていくようなイメージです。

今回のカラーポイントは、サバービアならではの毛束感。巻き過ぎない、さりげなくてナチュラルなんですけど、人とはちょっと違う毛束感を出しました。実はナチュラルっぽく見せるのは難しいのですが、ハイライトやローライトを入れることで、ストレートでもより立体感を出すことができ、自然に束が出ているような、うねるようなストレート感を出しています。

毛束感×色素薄めの上品ハイライト

モデルの仕上がりイメージ モデルの仕上がりイメージ

Technical Movie

HOME

pagetop