2021.02.26

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美への願いを叶える想いとともに~安全性への取り組み~

私たちは、プロフェッショナルが最高のヘアデザインを実現するため、製品の「機能」と「品質」に徹底的にこだわり、頭髪や頭皮などのトラブルを防ぐための配慮を欠かさず、日々研究開発に取り組んでいます。
ルベルの品質を支える「安全性」への取り組みについて紹介します。

〈ルベルの取り組み①〉新規成分の安全性評価

製品開発では、新規性の高い成分を配合することがあります。それらは使用前例が少ないため、人の肌に対する効果はもちろん、刺激性やアレルギーなどに関する情報がほとんどありません。したがって、配合成分に新規性を持たせることは化粧品の安全性リスクを高めることにもなり得ます。そこで、ルベルでは、安全性評価ができる体制を自社内に設け、国際的な試験方法(OECDテストガイドライン、以下OECD TG)に沿った試験を継続的に実施し、新規成分の安全性を逐一評価しています。

〈ルベルの取り組み②〉国際社会の一員として取り組むべき課題「動物実験代替法の推進」

安全性を評価する試験法として、以前は動物を使った評価法(動物実験)が主流でした。その評価法は、人への影響を予測する有用な方法として広く用いられてきましたが、動物愛護の観点から世界的に見直されています。

近年、“3Rs”の原則に基づく『動物実験代替法(以下、代替法)』が多く開発されています。

  1. 動物を使用しない研究方法に置き換える(Replacement)
  2. 動物使用数を削減する(Reduction)
  3. 動物への苦痛を減らして有効な情報をより多く得られるようにする(Refinement)

大学や病院、メーカーなどが3Rsに沿った研究を実施し、代替法を専門に扱う学会での情報交換を行うなど、世界各国で『代替法』の技術開発が進んでいます。私たちも、十分な安全性確保のため、国際社会の一員として代替法の導入に積極的に取り組んでいます。

〈ルベルの取り組み③〉代替法による安全性の評価

ルベルで行っている代替法は、角膜由来の培養細胞、あるいは角膜の構造を模した再構築角膜三次元モデルを用いた「眼刺激性試験」と、人の皮膚構造を模した再構築皮膚三次元モデルを用いた「皮膚刺激性試験」です。

これらの代替法により、目や皮膚といった部位ごとの作用を評価することで、製品を実際に使用した際の刺激性を細やかに予測できます。

また、開発段階から安全性評価を自社内で行える環境があるため、新規に配合する成分はもちろん、今までなかった成分の組み合わせによる影響や、製品の安全性も厳しい自主基準に基づき細かく評価しています。

さらに、想定した使用量を超えて使用した場合での評価や、薬剤を重ねて使用した時の安全性の変化、長期間保存した製品での安全性の追跡調査など、様々な視点での評価研究も行っています。お客様が製品を手にした際に起こり得る、あらゆるシーンを広く想定・再現し、安全性を追求しています。

私たちは、すべての製品において一貫して安全性に配慮した製品開発を行い、品質向上に努めています。

美への願いを叶える想いとともに

化粧品開発を通じて使用した人が自分らしく輝けるように美の本質と可能性を追求すること。そして、プロフェッショナルの技術を通じて美の本質と可能性をさらに拡げる製品を開発することが、私たちの使命だと考えています。

毎日使う化粧品だからこそ、安全性にこだわり、それが当たり前である製品開発を続けたい。

ルベルの「安全性」への取り組みは、いつも、美への願いを叶える想いとともにあります。

 

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